SPF・PAは高ければ高いほどいい? 肌にやさしいUVケアの新常識
- コラム

1. SPF・PAって何?
日焼け止めを選ぶとき、「SPF50」「PA+++」といった表示を目安にしていませんか?
多くの人が“高ければ高いほど安心”と思いがちですが、実はこの数値には正しい意味と使い分けがあるのです。
まずは、SPF・PAの基礎知識から正しく理解しておきましょう。
・“SPF(Sun Protection Factor)”は、主に肌表面の炎症(UV-B)を防ぐ力を示し、SPF1=約20分間の防御時間とされています。
・“PA(Protection Grade of UVA)”は、肌の奥にダメージを与えるUV-Aに対する防御力。「+」の数が多いほど、強い防御力を意味します。
つまり、SPF50は約16時間、SPF30なら約10時間、紫外線B波から肌を守ってくれるという理論値を表しています。ただし、これは実験室における条件下での数値であり、実生活では汗や摩擦などで効果は薄れることがあります。
2. 数値が高ければ安心…ではない理由
「強い日焼け止めを選べば絶対安心」──実はこれ、スキンケアの落とし穴かもしれません。
SPFやPAの数値が高くなるほど、肌を守る力は強まりますが、そのぶん肌に与える負担も大きくなる可能性があります。
とくに注意したいのが、「ケミカルUV」と呼ばれる紫外線吸収剤タイプの日焼け止め。
これは、紫外線を肌表面で吸収・熱エネルギーに変換して放出する仕組のため、高い防御力と引き換えに、肌への刺激やバリア機能の乱れを引き起こすリスクがあります。
高SPF・PA製品にありがちなデメリット:
・成分の刺激で赤み・かゆみ・乾燥を起こしやすい
・紫外線吸収剤や密着ポリマーにより“落ちにくい”処方になっていることが多い
・クレンジングの際に強くこすらないと落ちず、摩擦による肌ダメージの原因に
ここで気をつけたいのが、
「落ちにくい=よく守れている」ではなく、
「落ちにくい=肌負担が続く」ことにも注意が必要だということ。
しっかり守れているようで、実は日中ずっと肌にストレスを与え続けているかもしれないのです。
こうしたリスクを避けるためにも、紫外線吸収剤不使用のノンケミカル(紫外線散乱剤)処方、さらに天然由来成分を配合した肌にやさしい日焼け止めを選ぶことが大切です。
3. 日常生活に必要なUVケアレベルとは?
日差しが気になると、つい「一番強い日焼け止めを…」と選んでしまいがち。でも本当にそれ、必要ですか?
実は、日常の外出程度であれば、SPF30前後・PA++で十分。
数値を過剰に求めるより、「シーンに合ったUVケア」を選ぶことが、肌を健やかに保つコツなのです。
|生活シーン別:推奨されるSPF/PAレベル(日本皮膚科学会より)
・通勤・買い物などの日常 → SPF20~30/PA++
・長時間の屋外活動 → SPF30~50/PA+++~++++
・海や登山など強い紫外線環境 → SPF50+/PA++++
つまり、私たちの普段の暮らしにおいては、「やさしく守る」UVケアこそが理想的なのです。
4. 肌にやさしく、しっかり守る「オールライトカットハーバルミルク」
「肌にやさしい日焼け止めって、ちゃんと守れるの?」──そんな不安を解消してくれるのが、REGRASSのオールライトカットハーバルミルクです
SPF33・PA++という日常使いにちょうどいい数値設計で、紫外線・ブルーライト・近赤外線までカバー。しかも植物の力で、肌を守るだけでなく、整えるケアも兼ね備えています。
配合しているのは、肌に寄り添うハーブたち:
・ツボクサエキス(CICA):肌のバリア機能をサポート
・ドクダミエキス:抗炎症・肌あれケアに
・ビルベリー葉エキス:抗酸化作用で光老化対策に
・グリセリルグルコシド:うるおい保持力をサポート
さらに、
・紫外線吸収剤不使用
・アルコール・石油系界面活性剤・合成香料フリー
・石けんオフOK
といった肌にやさしい処方で、子どもや敏感肌の方でも安心して使えるのが魅力。
スキンケアの延長として、自然になじむ“毎日のUVケア”を叶えます。
5. まとめ
日焼け止めは、「強さ」ではなく「相性」で選ぶ時代へ。
SPFやPAの数値は大切ですが、それだけを基準にしてしまうと、かえって肌にストレスを与えてしまうこともあります。
REGRASSの「オールライトカットハーバルミルク」は、有害な光から肌を守りながら、やさしく肌と心に寄り添うUVケア。
ナチュラルな処方と肌へのやさしさ、そして未来を見据えた“守る+整える”設計で、紫外線対策に新しい選択肢を届けます。
肌を守ることは、自分を大切にすること。
数字に惑わされず、心地よさで選ぶUVケアをはじめましょう。
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